賃貸に住んでいて「子育てしにくいな」と悩んでいませんか?

私は賃貸マンションに住んでいるとき、お風呂の後寒すぎて赤ちゃんが泣いてしまい、悲しく焦る気持ちになっていました
実は日本の賃貸住宅はとても質が低いので、冬はとても寒く、夏はとんでもなく暑い家がほとんどです。
私は出産後家が欲しいと思って、「住まいるサポート」に高性能な住宅会社を紹介してもらい、戸建てに引っ越しました。
この記事では賃貸マンションに住んでいた時の不満や対策、賃貸のメリット・デメリットについて解説しています。
この記事を読むと賃貸マンションの具体的な不満や実際に行っていた対応策、賃貸で子育てするメリット・デメリットを知ることができます。
育休中の子育てで賃貸マンションに感じた9つの不満
賃貸マンションに住んでいた時に感じた9つの不満です。
- 賃貸の家が寒すぎる
- 真夏は灼熱のリビング・バルコニー
- 子育てに向いていなかった
- 玄関から駐車場が遠い
- 大きな冷蔵庫が入らない
- 冬は毎朝窓の結露との闘い
- トイレから雨が降る
- 払い続ける家賃
- ベビーベッドを置く場所が難しい
詳しく解説します。
賃貸の家が寒すぎる

冬はとにかく床が冷たくて、靴下を履かないと過ごせませんでした。
窓・換気口から冷たい風が吹いてくるので、カーテンを分厚くし、換気口にはなるべく近づかないようにしていました。
浴室・脱衣所が寒くてお風呂に入る前後に赤ちゃんが号泣し、初めての育児で不安いっぱいだったところに追い打ちをかけ、毎日のお風呂が苦痛になっていました。
真夏は灼熱のリビング・バルコニー

リビングは西日がめちゃくちゃ入る位置に大きな窓がありました。
エアコンをつけてもかなり暑く、授乳期間中は脱水症状になっていました。
赤ちゃんのおしっこの回数や量は確認していましたが、自分のトイレの回数は減っていたけど、楽でいいと考えてしまっていました。
小さなバルコニーはリビングと寝室用のエアコンの室外機2台がありました。
夏のエアコンの稼働で室外機は熱風が渦巻いており、家庭菜園のため買ったトマトの苗は枯れました。

トマトの苗は購入したばかりだったので、最初はトマトの生命力が弱かったのかなと思っていました
ある日エアコンをかけてバルコニーを見たら、トマトが熱風の中ダンスしていました
子育てに向いていなかった

赤ちゃんは泣くものと頭ではわかっていても、実際に号泣していると
- 近所迷惑なんじゃないか
- 近所の人から注意されたり、壁ドンされたり、怖い思いをするんじゃないか(実際怖い経験はありませんでした)
泣き声からトラブルに発展するのが怖くて、窓も開けづらく、落ち込んでしまうときがありました。
足も床を蹴るように遊んで音が響いたり、下の階の人に迷惑になっているのではと不安に思うこともありました。
玄関から駐車場が遠い

賃貸のマンションから駐車場まで歩いて4分ほどだったので、お出かけ時はベビーカーに載せて駐車場に行って、駐車場に着いたら車に乗せてベビーカーをトランクに入れる作業が地味に大変でした。
オムツや離乳食・ミルクなど子供がいると荷物がどうしても多くなるので、駐車場が近くにあればと何回も思いました。

スーパーで1週間分まとめ買いしていたので、大量の重い荷物を駐車場から家まで運ぶのも毎回大変でした
大きな冷蔵庫が入らない

階段が狭く高さもないため、ファミリータイプの冷蔵庫が家に入らない事件がありました。
玄関や廊下の幅・設置場所の寸法はクリア。
待望の大きな冷蔵庫を購入したのですが、階段を上がることができなかったので、ファミリータイプの冷蔵庫は幻となってしまいました。
冬は毎朝窓の結露との闘い

結露はイライラの塊でした。
冬は加湿器+暖房をつけて就寝し、朝起きると必ずすべての窓は結露していました。
窓に貼る結露対策グッズは結露がひどすぎるせいで、黒カビが発生。
元々私自身は寝てしまえば朝まで起きないので、暖房や加湿に無頓着でした。
夫は寒がり+喉が弱く、結婚後に加湿器を購入し、暖房を付けっぱなしで寝るようになりました。

結露がひどくなったのは夫の要因もあるのに、結露を拭かないのは本当にマジでイライラしました
欧米は結露を生じたら質が低い家として貸した人がペナルティーを受けますが、日本は住んでいる人の責任になります。
結露でできたカビは敷金が返ってこず、逆に弁償しなければいけません。
質の低い家を作っているので結露を生じるのは当たり前なのに、作り主・貸主ではなく、借主に弁償させてきます。
トイレから雨が降る

ある日トイレにいたら上から水が垂れてきました。
よく見るとエアコンの配管カバーから水が垂れていることがわかりました。
エアコンの配管内が結露して、水がポタポタ落ちていたのです。
配管内がどうなっているか想像するだけでも怖いですね。
払い続ける家賃

賃貸は家賃を払っても自分のものになることはありません。
質の低い家に家賃をずっと払わなきゃいけないのが不満でした。
どこに置くのよベビーベッド

大人が寝ているベッドに横づけできるベビーベッドがいいと思っていました。
寝ているときも顔が見られたら安心だし、授乳もしやすいと考えたからです。
でも実際は寝室のベッドの右側に置くとクローゼットが開かなくなり、左側に置くとバルコニーに行きづらい動線になり、結局は足元にベビーベッドを置く配置になりました。
マンションでの育児のストレスを和らげる工夫

賃貸に住んでいるときに感じていた寒さ・暑さ・騒音・ストレスの対策をご紹介します。
寒さ対策
- 暖房を24時間使用する
- 入浴前に浴室暖房をかけて脱衣所・浴室を温めておく
- 赤ちゃんに塗るボディクリームをお湯に入れて温めておく
暑さ対策
- 冷房を24時間使用する
- 西日がさしたらすぐにカーテンをかける
- こまめに経口補水液を飲む
- 汗をかいたらこまめに着替えさせる
騒音対策
- リビングの床に絨毯を敷く
- 絨毯がないところはタオル+おくるみを敷く
- 投げても音が響かないおもちゃを近くに置いておく
ストレスをためないようにする
- 一人の時間を作る
- 夫や友達と話す
- 頼れるもの(アマゾン・お惣菜・出前館)頼れる人(家族・友人・先輩)に頼る
一人の時間は歩いて野菜の直売所に行くことがとても気分転換になりました。
賃貸マンションで子育てするメリット

賃貸マンションでの子育てに不満は多くありましたが、賃貸で子育てするメリットも多くあります。
- 引っ越しがしやすい
- 住宅ローンのストレスがない
- 住宅設備の買い替えが不要
- 家のメンテナンスをしなくてよい
- 固定資産税がかからない
- 初期費用が抑えられる
引っ越しがしやすい
引っ越ししやすいのは賃貸の一番の魅力ですよね。
住宅を購入すると何かあってもすぐに売れないと元手にならないし、気軽に引っ越ししにくいです。
子供が増えたり、転職したときに賃貸であれば転居が気軽にできるので賃貸の大きなメリットだと思います。
住宅ローンのストレスがない
住宅ローンを毎月払う経済的・精神的負担が大きくなりました。
仕事を続けられなくなった時の不安や育休で給料が減ると、節約傾向が強くなります。
住宅ローンがなければ子供の習い事やレジャーに使えます。
賃貸であれば家賃はありますが、35年間払い続けなければいけない負担はないので、精神的にとても楽でした。
住宅設備の買い替えが不要
賃貸であれば住宅設備の取り換えが必要となったとき、大家さんや不動産屋さんが買い替えや修理をしてくれるので、住人は買い替えの必要がありません。
住宅設備の費用を抑えられることは、魅力だと思います。
家のメンテナンスをしなくてよい
戸建てでもマンションでも購入すれば自身でのメンテナンスが必要です。
特に戸建ては庭の植木から家の中までメンテナンスの範囲が広いです。
賃貸は住宅のメンテナンスを大家さんや不動産屋さんが行ってくれるので、メンテナンスを気に掛ける必要もありませんでした。
子育てしながら家のメンテナンスに気を配るのはなかなか疲れます。

うちはこの夏の暑さのせいもありますが、赤ちゃんを連れて庭の植木に水を上げるのが大変でさぼって植木が枯れてしまいました
固定資産税がかからない
持ち家を持つと固定資産を所有することになり、年1回その年の評価額に応じた固定資産税が課税されます。
特に初年度は自分で固定資産税を申告しなければならず、書類がわかりにくくて大変でした。
賃貸であれば固定資産税がないので、コストを抑えられます。
初期費用が抑えられる
住宅ローンがあるので手持ちはあまりかからないと思っていましたが、工務店や不動産に払う現金や家具購入など初期費用が必要でした。
賃貸であれば家賃+敷金・礼金、引っ越し代は必要ですが、まとまった現金はそんなに多くかかりません。
子供ができたり、増えたりするときは出産費や子育て用品にもお金がかかるので、初期費用が抑えられるメリットは大きいです。
賃貸マンションで子育てするデメリット

賃貸マンションで子育てするときのデメリットもあります。
- 賃貸物件は性能が低いため寒くて暑く健康的に過ごせない
- 狭いため収納が少なく生活しにくい
- 駐車場が遠くて不便
- 騒音に注意が必要
- 家賃を払うが資産にはならない
賃貸物件は性能が低いため寒くて暑く健康的に過ごせない
賃貸物件でその家全体が快適な温度で、冬結露を生じない家はあるのでしょうか。
日本は家の性能の基準は欧米やアメリカと比較し、かなり低いのが現状です。
賃貸物件の多くは安く建てて、古くなったら建て直している現状のため、夏暑く・冬寒い物件がほとんどです。
赤ちゃんは体温調節がうまくできなかったり、皮膚がデリケートであせもや乾燥に弱いです。
エアコンなどを使って快適な温度にしても、西日が強くて暑すぎたり、冬のお風呂は寒すぎたり、なかなかハードモードの生活になっていました。
あせもや乾燥で皮膚がただれるとそれを見るだけでかわいそうでした。
狭いため収納が少なく生活しにくい
子供が生まれると服やオムツ、ミルク缶やおくるみなど子育て用品が多くなります。
年齢によって本やカバン、靴など必要となる数も大きさも増えていきます。

賃貸の玄関は狭かったので、ベビーカーが置きづらく、収納スペースがもっと欲しいなと思っていました
駐車場が遠くて不便
玄関開けてすぐに車があればベビーカーもがさばる荷物もすぐにしまうことができます。
子供も道路に飛び出したり、自転車にぶつかりそうになる前に車に乗せることができます。
雨の日や暑い日は駐車場が遠いと車に乗る前に、子供も大人も疲れてしまうので、玄関開けてすぐ車の生活に憧れていました。
騒音に注意が必要
マンションやアパートなどの集合住宅は特にこどもの足音に気を使うと思います。

なんでそんなに踏ん張って歩くの?と思ったり、物を投げないでくれーとヒヤヒヤして気疲れすることが多くありました
ミルクを吐いたり、風邪をひいて嘔吐したときに夜自由に洗濯機を回せないのも不便でした。
家賃を払うが資産にはならない
賃貸は家賃を払い続けても、資産にはなりません。
将来家を子どもに残すことはできないことを考慮し、ライフプランを考える必要があります。
また、自身が高齢となって賃貸に入居できないことも考えられ、そのときのためのお金も考えておかないといけません。
まとめ:賃貸住宅で子育て中感じた不満は多かったので、高性能な住宅を求めて住まいるサポートで家づくりしました

賃貸は質が低い家が多く、子育て中のストレスが大きくなることもあります。
高性能な家に住むと家の中が快適になるので、子育てをする親にとっても、子どもにとってもメリットが大きくなります。
もし、今住んでいる家の質が低く悩んでいる方がいたら、ぜひ高性能な家を建てられる住宅会社を無料で紹介してくれる「住まいるサポート」を利用してみてください。
大手ハウスメーカーと面談した時よりローンは1000万円以上下がって、性能は向上しました。
私は家を購入する方は全員住まいるサポートに問い合わせしてみるといいと思っています。
コメント